1949-10-06 第5回国会 衆議院 商工委員会 第35号
なかんずく銀行資本関係の強い要望だろうと思うのですが、この裏には今のままのレートできめておいて、非常に強力な合理化を行つて、つまり弱小企業を振り落してしまつて、投資をするのに安全なものだけをこの円高の間に残しておいて、それから円の切下げなり、その他の形をとり、それから外費導入の形をとつて來る、こういう意向がおそらく金融資本の意向であろうと考える。こういう点についてどうお考えになりますか。
なかんずく銀行資本関係の強い要望だろうと思うのですが、この裏には今のままのレートできめておいて、非常に強力な合理化を行つて、つまり弱小企業を振り落してしまつて、投資をするのに安全なものだけをこの円高の間に残しておいて、それから円の切下げなり、その他の形をとり、それから外費導入の形をとつて來る、こういう意向がおそらく金融資本の意向であろうと考える。こういう点についてどうお考えになりますか。
御趣旨によりますれば、外費導入を前にして、労働者の思想が混乱し、労働爭議か頻発し 労働者が日本経済の破壊に向つてきつつあるが、こういう状態でどうするか、こういう点にあつたと存じます。